これまでの介護療養病床をリニューアルし、新たに介護医療院を開設します。
介護医療院とは、日常的な医学管理や看取りやターミナルケアなどの機能と、生活施設としての機能を兼ね備えた施設のことです。
医療処置が必要で、ご自宅や介護施設などでの生活が困難なご高齢の方にも対応出来ます。
ご入所者の方の生活様式に配慮し、長期に療養生活を送るのにふさわしいプライバシーを尊重した環境で、ゆっくりとお過ごしいただけるのが特徴です。
生活する場として、ご家族や地域の皆さんとの交流も可能です。
「住まいと生活を医療が支える新たなモデル」として、今後さらに地域医療の中での介護医療院のニーズは高まると考えられています。
介護医療院では、医療が必要であっても、その方らしい生活を送るために必要な援助を行っていきます。
「生活の場」であることを大切にした病院の中にある「在宅施設」です。
その方のこれまでの生活歴や趣味など、生活に配慮した“かかわり”を大切した療養生活を送っていただけるように取り組んでいます。
- 病院併設により手厚い医療体制(医師・看護師が24時間常駐)
- 医療必要度の高い方に対応可能(胃ろう管理・末梢点滴・たん吸引など)
- 看取り、ターミナルケア
- レクリエーションやリハビリ
- プライバシーを尊重した療養環境
- 家族や地域住民との交流
当院は、地域に住む入所者さんの一生にわたって関わっていく病院をめざし、長期療養が必要な方を支える医療を提供する施設として介護医療院を開設します。
長期療養生活を送っていただくために、プライバシーを確保した部屋にリニューアルしました。
医療必要度が高い方の日常を支え、看取りやターミナルケアにも対応します。医療設備が整った「ついのすみか」として、安心してお過ごし下さい。
- 入所者の方々に優しさと思いやりをもって向き合います
- その方の病状や心身の状況に応じた生活の場を作ります
- 正しい知識と技術を身に付け、体調や病状変化等の早期発見に努めます
- 多職種が協働し、安全・安心・満足していただける医療・看護・介護を提供致します
- コミュニケーションを大切にし、家庭的な温かい環境を作ります
介護医療院への入所のご相談については随時受け付けています。
新型コロナウイルス感染症により見学についてはお断りさせていただいております。
お電話・メール等でお気軽にご相談下さい。
- 対象者
- 入所者さんにはより在宅に近い形で過ごしていただけます。
- リハビリテーションが充実し理学療法士・作業療法士が常勤しています。
入所者さんに応じたリハビリテーションを実施します。 - ユマニチュードによるケアを提供しています。
ユマニチュードとは、知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションにもとづいた技法です。
「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱から構成されています。
このケアにより、認知症の患者さんも安心して過ごしていただくことができます。 - 小富士病院に併設しているため、体調の悪化した際には、医療病棟での治療も可能です。
- レクリエーションを取り入れています。
季節に応じたイベントを開催するなど、入所者さんには有意義に過ごしていただけるよう心掛けています。
要介護1~5の方であって、病院に入院するほどではないものの、在宅や他の介護保険施設で支えることが難しい方など。
2018年の介護報酬改定において、医療の必要な要介護高齢者の長期療養・生活施設として「介護医療院」が創設されました。
それに伴い、医療法人八春会では2021年10月1日より、従来の介護療養型病床と一部の一般病床を「介護医療院」へと転換(従来の病棟の転換ですので、小富士病院の敷地内/併設です)いたしました。
介護医療院は、在宅扱いの施設ですので、より在宅に近い感じで過ごすことができ、在宅へ帰る方も受け入れが可能です。
今後も利用者や地域の皆様に寄り添った医療介護サービスに努めてまいります。
※介護医療院とは、医療の必要な要介護高齢者の長期療養・生活施設です。